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家造りの工程 −工事ミス−

 ここでは、これまで家造りのご相談やコンサルティングを受けてきた中で目にしたいくつかの工事ミスの事例について紹介します。必ずしもこのようなことが起きるというわけではありませんが、こういった事例を見ておくことで、工事ミスを防ぎ、欠陥住宅を掴まないためにどのような点に注意していかなければならないかということが見えてくると思います。

 また、これらのほとんどは工程が進むと後から確認できないケースが多いので、工事ミスの事前防止や欠陥住宅を掴まないためにも現場に足しげく通うということは極めて重要なことであると言えます。


基礎の欠陥1

 何らかの理由で基礎の角の部分が欠けてしまったために、後から補修したものとみられます。しかし、補修は通常のセメントで行われており、完全にコールドジョイントになっているために強度面で大きな不安が残ります。加えて、アンカーボルトと重なっていることから、より大きな不安を感じるところです。

基礎の欠陥2

 おそらく、本来は基礎コンクリートがあってはいけないところを基礎工事のミス、または、設計変更などのために作ってしまったので、後から取り除いたものと見られます。破砕ハンマーなどを使って取り除いているために破断面もイビツで配筋も無造作に切り取られています。工事ミスはもちろんのこと、設計変更もこのような事態の原因となりうるのでできるだけ避けたいものです。また、仮にどうしても後修正が必要な場合でも、コンクリートカッターなどを使って可能な限りダメージが残らないようにするべきでしょう。

 

土台の欠陥


 これは、明らかにアンカーボルトの位置が間違っているか、部材の加工が間違っているかのどちらかでしょうから、完全な施工ミスです。最終的には、現場で発覚しているようなので、木の加工をやり直すことができなかったのか、柱の一部を切り欠くという応急処置で対応しています。これも、良くあるパターンの工事ミスです。ただし、このような箇所は壁ができてしまうと確認することはできないので、やはり現場の確認はとても重要だと言えます。